業務生産性向上のための設備投資を支援する「業務改善助成金」とは　その➀

中小企業を支援する助成金の一つに、業務改善助成金があります。令和6年度から業務改善助成金の幾つかの要綱・要領が改定されました。では、どのような中小企業が業務改善助成金の申請対象となるのでしょうか。また、助成内容はどのようなものなのでしょうか。

申請対象

業務改善助成金を申請する企業は、以下の3つの条件を満たす必要があります。

1.中小企業・小規模事業者である

2.事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内である

3.解雇、賃金引き下げなどの不交付事由がない

条件を満たした企業が事業場内最低賃金を30円以上引き上げ、生産性を向上させる設備投資などを行った場合、助成金の給付を受けることができます。助成上限額は、表の通りです。

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